先日、体育祭が終わりました。今年度の体育祭は本番だけではなく、例年になく競い合う姿を随所に見ることができました。
紅組、白組に分かれての勝負であり、当然、勝ち負けが決定します。
閉会式の結果発表の直後、勝った組の生徒は喜びを爆発させると思い、シャッターチャンスを狙っていました。ところが、表情一つ変えず、一見するとどちらが勝ったのか分からない雰囲気でした。
喜びを表さない理由は「敗者の前で喜びを爆発させることは、思いやりの無い礼節に欠けた行為だからと思っているのかなあ」「表現することが苦手なのかなあ」等いろいろ考えました。
ちなみに,剣道では試合場(コート)で喜びを爆発させることは反則行為とされているようです。
考え方はいろいろあることは承知していますが、ここは玖波中学校です。個人的には、喜びを爆発させてもよかったかなと思います。
なぜなら玖波中生徒はみんな、相手の気持ちが分かり、思いやりのある生徒ばかりだからです。負けた側も悔しさもあるのは勿論ですが、相手の健闘ををたたえることができる生徒たちだからです。