玖波中一週間45

今年度最後の一週間。4日間でしたが、私にとっては忘れられない一週間どなりました。
国語の授業は、生徒のみんなの良さがいかされるようにと考えました。
二年生は、入学式の日に新入生の机の上に置くメッセージカードを作りました。歓迎の言葉とメッセージを考えて書き、飾りをつけてどのカードも素晴らしい仕上がりでした。メッセージカードを完成させることが授業のねらいでしたが、新入生に喜んでもらうためにカードを作るという大切なねらいがわかっていたことに感動しました。
一年生は、4月に入学してくる一年生のため、校歌の歌詞を1人1フレーズ毛筆で書き、それを張り合わせて校歌の歌詞が完成しました。いろんな場面で一年生が歌詞を見ながら歌えるでしょう。書いている姿は真剣そのもので、完成していく模造紙を見ていると、「このクラスは誰かのために一つになることができるんだ」ということを実感しました。それが間違いないとわかったのは、次の日。帰りの会の前に、学級委員の生徒が私の所に来て、職員室から出てみると、そこには1A全員の姿がありました。そして教室へ行ってみると黒板に私へのメッセージが書いてあり、みんなが歌のプレゼントをしてくれました。本当に嬉しかったし、誰かのために一つになれる素晴らしいクラスの副担ができたことを幸せに思いました。
放課後は去年卒業した生徒が尋ねてきてくれ、玖波中を卒業して立派に頑張っていることがわかり安心しました。
離任式では、校長先生や生徒の皆さんからあたたかいお言葉をいただき、最後に素敵な歌声も聞け、感謝の気持ちでいっぱいになったのは、教頭先生や大浦先生も同じだったと思います。わざわざ式に出席していただいた、地域や保護者の皆様、卒業生のみなさん、本当にありがとうございました。

今年度の玖波中一週間は今日が最後となりました。
私が玖波中の生徒の皆さんの様子をお伝えするのもこれで終わりとなります。生徒の皆さんの頑張りがダイレクトに伝えられたらと思って始め、はや3年。ご愛読ありがとうございました。
最後に素晴らしい「玖波中一週間」をいただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。