いつまでたっても…

木曜日の夕方、卒業生が訪ねてきてくれました。
今週の日曜日が高校の卒業式で、これから大学に進学する人、就職する人、また進学や就職で県外へ行く人もいます。
話を聞いていると、高校での3年間はみんな充実していたようで安心しました。これから4月まで楽しい時間も過ごすみたいです。
「ハメをはずしすぎないように」と3年たっても変わらず私に叱られているのには笑えましたが、そんな彼らには、中学校での思い出が心に残っているのでしょう。

3年生の教室に飾ってあった学級旗や絵馬を見て、「うわーなつかしー」と言っていました。
自分が座っていた席も覚えていたのには驚きでした。
「オレがここの席で・・・○○がここに座っとったんよ。」「オレはここだった・・・。」etc…。「選抜�の時、めっちゃ小論文の練習したよね−。」という話題も飛び交っていました。

卒業が近づき、3年生は仲間と離ればなれになる寂しさが日に日に大きくなり、それをどうすることもできません。この卒業生たちも3年前、同じような思いをして、この時期、卒業式の歌の練習をしていました。高校に行って、楽しいことがたくさんあって、中学校ではできなかったこともたくさん体験できたはずです。新しい友達もたくさんできたでしょう。
それでも、気が付けば、またアイツらと一緒に中学校に来ている・・・そんな仲間って素敵ですね。今の3年生もそんなふうになってくれたらいいな、なってほしいなと思います。


みんな、大人になっているんだけど、中学校の時の面影も残し嬉しさとなつかしさを感じました。
今、3Aが卒業式にみんなで聞きたいと思っているであろう「仲間」という歌の、「♪いつまでたっても変わらない お前はオレたちの仲間♪」というフレーズが頭をよぎります。

卒業生のみなさん、高校に行っても、大学に行っても、社会人になっても、よその県へ行っても、いくつになっても玖波中はずっとみんなの母校です。いつでも中学校時代をなつかしみに来てください。
卒業は寂しいと思っている3年生のみんなは「ちょっと行ってきます。」ぐらいの気持ちで卒業するのがいいかもしれませんね。
玖波中は卒業生が帰ってくるのを待ってくれていますよ。そして「おかえりなさい」と言ってくれるでしょう。