第6回 玖波中学校授業研究会

今日,今年度6回目の授業研究会を行いました。今回の授業者は向井紋子先生,学級はC組,教科は英語でした。
 5時間目,校長先生初め玖波中学校の先生が全員C組に集まり,向井先生の授業を参観しました。
C組の4人の生徒が,一人ずつ交代で,英語でクイズを出し,「それはいったい何か」をあてっこする学習です。たとえば「What’s this? 」「The color is yellow. 」「It’s long.」「It’s fruit.」日本語で言うと「これはな〜んだ?」「黄色で」「長くて」「果物」 そう,答えはバナナですね。これを英語でやるのです。答えには,向井先生らしく,ラーメンやそうめん,肉まん,カレーライスなどの食べ物やみかん,りんご,いちごなどの果物,そして,ねずみ,ライオン,ゴリラなどの動物がありました。
4人の生徒はそれぞれ一生懸命に英語で問題を出し,また,クラスメイトが出す問題の答えを考えていました。たくさんの先生が見ているのはちょっと緊張したでしょうが,それでも頑張っている姿に,元気をもらいました。
 
 本当は自分は英語が苦手だと後で言っていた向井先生…先生は,今回の授業に限らず,いつも生徒のために熱心にプリントやカラー写真を準備し,生徒がやる気の出る授業や活動を工夫しています。だから今回の授業でも,どうしたら生徒がやる気になるか,わかりやすいか,興味を持てるかをあれこれ工夫していました。そういう姿勢が私たちにとっては一番勉強になりました。
 授業参観を終えた後の約1時間少々,先生たち全員が今度は図書室に集合して,向井先生の授業をヒントに,「これからみんなでどんなことを頑張っていけば授業がよりよくなるか」を考えました。生徒が「できた・わかった」「やってよかった」「もっと頑張ろう・やってみよう」と思えるような授業をめざして,気合いを入れ直してみんなで進んでいこう!そんな力が湧いた一日でした。向井先生,お疲れ様。