玖波中一週間10

6月に入ったと同時に梅雨になり、傘が活躍する時期となりました。
中間試験が終わり、生徒のみなさんも先生も久しぶりにリラックスした週だったように思います。
今週から、教育実習が始まり、今年度は豊原辰典先生が実習に来られています。
名前を聞いたらわかるように、校長先生の息子さんです。はじめは私たちも「豊原先生」と呼ぶのに気がひけましたが、校長先生の「遠慮せず、びしびし鍛えてください。」(親心ですね〜)のお言葉に、玖波中で教師として大切なことを学んでもらえるようできる限りのことをしようと思いました。今週は、いろいろな先生の講話や、授業の観察がメインでしたが、もう少ししたら授業もやっていただくので楽しみですね。豊原先生はサッカーをやっていたという話を就任式でされましたが、3年生の道徳で、自分の経験を話して下さり、3年生の生徒は真剣に聞き入っていました。また、登場人物の気持ちを表現して考える場面では、鈴木くん相手に心のこもったセリフに、授業も盛り上がりました。

3年生に限らず、たくさんの生徒と触れ合う時間を持ってもらいたいですね。
また、先日も紹介があったように、火曜日は出前授業があり、宮島工業高校から3名の先生に来ていただき、3年生は専門的で興味深い授業にひきこまれていました。

私はこの宮工の出前授業をとても楽しみにしていました。宮工は出前授業に高3の卒業生を連れて来てくださいます。以前私が3年間受け持った生徒が宮工に行っていたので、その生徒たちが成長した姿を間近で見られるのは本当に嬉しいことです。今回やって来たのは、
電気科の宝くんと広岡さんでした。私は1年生の時に担任したのですが、その頃のことを思い出すと、本当に成長したなと思います。


中学時代の面影は残っているものの、高校生活でいろいろなことを学んだのでしょう。他の生徒たちもみんな成長しているんだろうなと思うと、今の3年生も、高校は自分が3年間で成長できるところを選んでもらいたいなと思いました。3年後は、誰が出前授業に来てくれるのか楽しみです。