終戦の日

今日8月15日は終戦の日です。
たくさんの尊い命が犠牲になったことを、何不自由なく毎日を生きていく、そしてこれからの未来を生きていく私たちは忘れてはなりません。

戦争を舞台にした作品はたくさんありますが、その中に
今年映画化されて話題になっている「少年H」があります。これは妹尾河童さんの自伝的小説で、1997年に発表され、ベストセラーとなりました。戦前から戦後までの神戸を舞台に、軍国化や戦争という暗い時代の影をはねつけながら生きる少年Hとその家族の姿が描かれています。
戦争がどのようなものだったのかを一人の少年の視点から描かれており、中学生のみなさんには機会があれば読んでほしい一冊です。
映画もいいですが、原作をじっくり読み味わい、夏休みに平和や命の尊さについて考えてみるのもいいのではないかと思います。