大竹市立玖波中学校創立70周年記念式典

昭和22年4月14日,本校は「新制玖波中学校」として開校しました。本年はその記念すべき70回目の年をむかえました。多くの地域の方々,学校関係者の方々,そして本校生徒がともに新しい次の10年に向けて中学校の充実を祈念しました。
式典終了後,第2部として映画「ケアニン」が上映されました。生きるとは,老いるとは,そして人生の終末とは,人にとってどのようなものか。介護施設の中での人間模様をつうじて人生の本質に迫るものでした。生徒の多くがこっそりと涙を拭いている様子に,生徒たちの心の琴線にふれるいい映画だと感動しました。とある先生は,なんとマスクでこぼれる涙をぬぐっていたそうです。
人と人とが互いに思いやりながら,あたたかく生きてゆく。それを実現するための種を子供たちの心に育てるのが義務教育としての責任だと深く自覚するところです。