新しい日常の始まり

 卒業式も無事に終わり、今日から3年生のいない新しい日常が始まりました。3年生のいないガランとした教室を眺めると、何だかそこだけ時間が止まったように感じます。これからは残された2年生と1年生が、3年生にかわり新たな玖波中を作り上げていくのですね。

 さて、みなさんは1つずつ先輩になるわけですが、先輩になるってどういうことなのでしょうか。先日、初めて1〜3年が合同で卒業式の練習をしたとき、1,2年生の「起立」、「着席」がなかなかそろいませんでしたね。ところが、3年生の素晴らしい「見本」を見せられたとたん、1,2年生も上手に合わせられるようになりました。私は、先輩になることのヒントがそこにあるように感じたのです。

 「5秒礼」しかり、「膝付き掃除」しかり、「体育祭」しかり。先輩がよい手本を示してこそ、後輩は理解し、行動できるのです。玖波中の良さって、そうした先輩が後輩を良い方向に引っ張っていくところにあるように思うのです。みなさんは、どう思いますか?