新人大会二日目、野球部は決勝戦へコマを進めました。
野球部は、三年生引退後、人数が減って、大野中学校と合同チームとなり、夏休みから合同で練習や試合を重ねてきました。野球はチームワークが必要な種目ですが、他校と合同で一つのチームをつくるというのは、容易なことではないと思います。それまで練習のやり方も違うし、メンバーのこともよくわからないし、どうなるのかと不安に思いながら試合の応援に行きました。
昨日は、 七尾中と対戦し、苦しい場面もありましたが、攻守ともにファインプレーが見られ、3対0で準決勝進出。そして、今日、準決勝の相手は野坂中。勢いのあるチームで、先制点を取られてしまいました。でも、あせらず、あきらめずに地道に得点を重ねました。もちろん、野坂中も負けてはいません。しかし、終盤に三点を取り、福原くんの好投と鈴木くんの抑えで5対4で決勝進出です。
決勝の相手は宿敵大竹中。この大会でも、いい試合をしてきています。流れを先につかんだのは玖波中でした。二点を先制し、ベンチも盛り上がります。しかし、なかなか追加点が取れず、何回も苦しい場面がありました。応援している側も祈るような気持ちでしたが、そんな中、ピンチを切り抜け、相手の攻撃が終わり、ベンチに戻ってくる時の選手の笑顔がとても印象的でした。最終回、ランナーが出ても追加点が取れず、いよいよ大竹中の攻撃。これを抑えれば…。大竹中も粘りを見せ、一点を入れます。塁には同点のランナーがいます。ここで選手のみんながどんな心境だったのかはわかりませんが、今までやってきた練習の成果が発揮され、見事優勝に輝きました。
歴代先輩たちが、ずっと目標にしてきた優勝を手にした野球部のみんな本当におめでとうございます。ピンチをものともせず、攻めて守って向かっていく姿はかっこよかったです。
