今日は「駅伝の日」・・・

 駅伝は,長距離をマラソンのように1人ではなく,いくつかの区間に分け,各走者がたすきを手渡しながら合計タイムを競う競技で,毎年,正月に行われる関東の大学が参加する「箱根駅伝」が有名です。長距離を,区間に分け走るという形式の始まりは,100年前のきょう,1917(大正8)年4月27日より3日間かけて実施された東西対抗の「東海道駅伝徒歩競走」(京都・三条大橋-東京・上野不忍池(516km,23区間))だそうです。翌年の1920(大正9)年に,第1回箱根駅伝が開催されました。駅伝は,ただ走っているだけと考えている人もいるかもしれませんが,その中には,チームや仲間,そして自分自身の強い想い,例えば「タスキをつなぐ」「記録を残す」「優勝する」などがつまっているのです。そこには責任があり,そしてやりがいや充実感があるのです。やはり長い間愛される物には,それなりの理由があるのではないでしょうか。学級活動も同じかもしれません。同じ想い,目標(学級目標)を共有し1年間,タスキをつぎながら,場合によっては複数そして全員で走りながら,ゴールを目指す。他のチーム(学級)を意識するというのも同じかもしれません。沿道の応援はないかもしれませんが,保護者,地域の方々,先生方など,多くの人が応援していますよ。