最後までみんなで…

今週は私学一般入試が行われ、三年生の多くは寒い中、朝早くから受験に向かいました。

玖波駅に集合している様子ですが、実はこの中には受験しない人もいます。
なぜでしょう?
木曜日、私が朝玖波駅に行ってみると、もう内定している生徒の姿がありました。
どうしてこんなに早く学校に行くのかな?と思ったら、「(受験する人の)見送りにきました。」と言うのです。それから、続々と内定や合格している三年生がやってきました。
緊張と不安な気持ちで駅に来た受験生は、驚いていましたが、仲間の応援に力をもらって列車に乗って行きました。
入試は大きな壁となり、三年生の前にたちはだかりましたが、「受験をクラスみんなで乗り越える」という目標をかかげ、絵馬を書いてお互いに励まし合って頑張ってきました。
選抜�や私学推薦が終わっても「三月の選抜�が終わるまで3Aの受験は終わらない」と、「最後までみんなで受験を頑張る」を合言葉に、休憩時間や放課後も勉強を教えあったりする姿が見られます。
すでに受験が終わった人は、これから受験する仲間を応援しようと、今は卒業式のことなどいろいろなことを考えてやってくれています。
自分たちが入試の時は、教室からエールを送って応援してくれたので、今度は、自分たちがそのお返しをしたいと朝早くから駅にお見送りに来たんですね。
金曜日も同じように、見送りに来ていた人、昨日応援してもらったから今日は、私も一緒に見送りますと言って来た人もいました。
受験生より、お見送りをする生徒の方が多いのは、少し笑えましたが、3Aらしいなと思います。
人生の試練である入試も、3Aの生徒にとっては大切な思い出になるのかもしれません。