玖波中一週間32

文化祭が終わっていつもの日々が戻ってきました。
すっかり寒くなり、ろうかを歩いていても寒いですね。
そんな寒い中、1,2年生は火曜日に部活動の時間を利用して、スクラム広場の草抜きを行いました。

また、水曜日の放課後、3年生の男子が何人か、玖波公民館へステージ発表で使用させてもらった山台を返しに行きました。毎年お世話になるこの山台。3年生も1年生の時から本当にたくさん使わせてもらいました。ミュージカル「ピーターパン」でフック船長がワニに攻撃される場面では観客も湧きました。これを支えてくれていたのがこの山台なんですね・・・。

なつかしい写真です。
3年生はもうこの山台を使うことがないのか・・・と思うと寂しいです。
ある男子はとても丁寧に山台を運んでいたそうです。感慨深いものがあったのかもしれません。
そして、木曜日は、寒い中、玖波小学校へ…。わずかの距離でしたが、まるで遠足にでも行くかのように3年生ははしゃいでいました。なつかしい小学校の校舎は小さく、机やイスも座るのがやっと…といった感じでしたね。でも、校舎や机の大きさは変わっていません。3年生のみなさんが大きくなったのです。そして心も大きく成長したことが、道徳の授業で実感できました。
いつもと違う教室に加え、たくさんの方が見に来られていたので緊張していたようですが、一人一人が自分の考えをしっかり持っていました。今回は三原山が噴火した時、強い使命感をもって島の発電所を守った人たちの姿から、責任をもって仕事をこなすことは社会に貢献することだということに気づくことがねらいの授業でした。
授業の早い段階でそのことに気づいていた生徒もいました。


班で意見を交流することで、新たな発見をした人もいるようです。

最後は「「どんな仕事も社会の役に立っている」「自分の仕事に誇りを持っていないと人のために働くことはできない」「自分の親にも改めて感謝したい」などの感想を発表してくれ、授業をした私も勉強になったなあと感じられました。3年生のみなさん、ありがとう。

来年は玖波小学校で耐震工事が予定されており、現在の校舎はなくなります。そういう意味でも、思い出に残る公開研究会ではなかったかと思いました。
(3年生の話題ばかりですみません・・・)