慣れるとは・・・

6月ももう半月過ぎてしまいました。
早いですね・・・。
一日があっという間に終わってしまうと感じるのは,私だけでしょうか。


人はよく,自分の過ごしている環境に長くいると,
緊張することが少なくなり,不安に思うことなく過ごすことができるようになります。
だから,時間が早く過ぎると感じたり,楽な状態でいられるようになるんでしょうね。

それが,“慣れる”ということですよね。

慣れるとは・・・

    1 その状態に長く置かれたり、たびたびそれを験したりして、
      違和感がなくなる。通常  のこととして受け入れられるようになる。
    2 経験を重ねて、そのことがうまくできるようになる。習熟する。
    3 道具などが、からだになじむ。
    4 (馴れる)

とあります。
人付き合いでも,初対面の人と話をするときには非常に気を遣います。
  『声の大きさは,このくらいかな・・・。』
  『こんなこと言ったら,嫌な気持ちになるかな・・・。』
  『こんな話をしたら,自分の状況が伝わりやすいかな・・・。』

  
でも慣れてくると,違和感がなくなり相手との距離も縮まり,最初ほど気を遣うことも少なくなりますよね。



でも,これでいいのでしょうか。。。



慣れることでいいことはたくさんあります。
けれど,慣れることと“狎れる(なれる)”ことは違うと思います。


狎れるとは・・・

    親しくするあまり,礼儀を失した振る舞いをすること。

とあります。

慣れて話をすることと,狎れて話をすることは全く違うんですよね。


今居る環境に自分が慣れてきたら,ちょっと立ち止まって,
自分の言動を客観視してみることも大切です。
狎れていないかどうか・・・