“ 夢 ”

玖波中学校では,“夢”をテーマに様々な取り組み(ドリームプロジェクト)を行っています。先週金曜日には,映画「夢は牛のお医者さん」を全校で鑑賞しました。また年間を通して,学校朝会の際に教員が順番に“夢”について話す機会を作っています。

 

そんな今日の学校朝会は・・・

校長先生から映画鑑賞についての振り返り

永野先生から“夢”についての話がありました。

 

映画鑑賞の振り返りでは,校長先生からの

「映画を鑑賞した感想を短い言葉で表現すると?」という問いに

「夢を叶えるためには努力が必要」や「信念を持ってやり抜いていた」等

生徒達の心にしっかりと響いているなあ♡と心が温かくなりました。

次の大きなドリームプロジェクトの行事は12月4日全校道徳で

卒業生による講話:夢への挑戦~陸上競技を通して~

が計画されています。どんなお話が聞けるのかとても楽しみですね。

 

永野先生からの“夢”についての話では,先生自身の大学生時代のエピソードから

現在の夢を紹介してくださいました。

現在の夢は「旧友に会うこと」だそうです。

永野先生は大学時代,山登りサークルに所属して,女性数名でグループを作り

全国の山々に登られていたそうです。登山には様々な困難がつきものです。

どの道を選らんで頂上まで進むか・・・どの場所にテントを張るのか・・・

食料・水分はどのくらい用意して,どう手分けして運ぶのか・・・など

安全面・健康面・気候・野生動物等,考えないといけないことはたくさんあります。

先生自身も,「大変なことが9割だけど,残りの1割に喜びや達成感がある」とおっしゃていました。そんな苦楽を共にした仲間と1冊のノートを作られたそうです。一番裏に,グループ一人一人の名前と住所を書いて,卒業後は郵送でそのノートの交換をされていたそうです。グループの仲間たちも仕事・家事・育児等に追われ,そのノート交換の頻度はだんだんと減っていったそうです。

永野先生がノートを郵送されたのが3年前・・・いつまた手元に届くかなあと楽しみにされている様子でした。

挑戦する気持ち・仲間との出会い・同じ物事に一生懸命取り組む時間・卒業後も仲間でいようというつながる気持ち  どれを取っても,素敵なエピソードだなあと思いながら聞いていました。生徒の皆さんも様々なことを感じたと思います。

 

この玖波中学校ドリームプロジェクトが完結するころ,皆さんの心は大きく成長していることでしょう。そんな皆さんと過ごせる毎日はとても有意義で幸せです。

 

たくさんのことを吸収して,玖波中学校を巣立っていって下さいね。