修学旅行を振り返って・・・

 2月も中旬というのに、まだまだ寒いですね。沖縄のあたたかさが懐かしい今日この頃です。
 修学旅行は二週間前のことなのに、なんだかすごく昔のことのように思えます。
 さて、先週火曜日の全校朝会で2年生二人に「修学旅行を終えての思い」を発表してもらいました。その一部を紹介します。

まず、藤重佳保さん。
 1年生のころからずっと楽しみにしていた修学旅行の3日間は、本当にあっという間でしたが、全てすみずみまで鮮明に覚えています。
 1日目に行った平和学習では、沖縄戦を目のあたりにし平和の尊さを実感しました。他にもバスレクや水族館、文化体験など一生に一度のすばらしい思い出ができました。
 修学旅行の終わりが近づいていると感じると、なんとも言えないさびしさがこみ上げてきました。そんなさびしさを忘れさせてくれたのがクラスのみんなでした。小学生のころからずっと同じクラスで学校生活の全てと言っていいほど、このメンバーで過ごしてきました。そんなみんなと一緒に行った修学旅行だからこんなに楽しく充実していたんだなあと思います。

次に、平本一輝くん。
 ぼくは修学旅行を終えて印象に残ったことが二つあります。一つめは、どの係も責任感をもって自分の仕事を最後までやりきったことです。各係の係長を中心にちゃんと仕事をこなし、時間通りに行動できたと思います。二つめは、班行動のときにどの班もバラバラになったり、はぐれたりせず、まとまって行動できたことです。一日目は結構バラバラになっている班も多くてどうなることかと思ったけど、一日目の反省を生かし、改善し、二日目、三日目ともにまとまって行動し、楽しむことができました。
 レクとかもみんなで盛り上がったし、ホテル内もみんなで楽しんで、この「みんなで」というのがぼくはとてもいいと思いました。中学校生活最大のイベントをこのクラスで楽しむことができて本当によかったです。

 平和と命の尊さ、沖縄の人たちのあたたかい人柄、きれいな海・・・。時間がたっても2年生の心の中にはたくさんの思い出が残るでしょう。
 そして、この修学旅行で感じた仲間と一緒に過ごす時間が本当に貴重であったということを胸に留め、残された中学校生活を楽しく充実させていってほしいと願っています。