玖波中一週間20

今週は天候に恵まれ、体育祭の練習が思う存分にできました。
火曜日は予行が行われ、暑かったため疲れが見え始めました。しかし、「予行から本番までの間が一番上手くなる時」という川本先生の言葉に、紅組、白組ともに残りの限られた時間でどうしたらよいか、何ができるかを考え、朝はやくからグランドでは元気な声が響き、放課後も下校時間いっぱい練習に励んでいました。これぞ、玖波中生の伝統の心意気ですね。

取組期間が短かった去年とは異なり、今年は始業式から2週間あったので、ちょっと長いかなとも思いましたが、こうやって振り返ってみるとなんだかあっという間で、まだまだ練習したいという声も聞かれました。

毎年のことですが、体育祭は3年生(特に応援団)がリーダーシップを発揮して、盛り上げていきます。今年の3年生の姿を見ていると、本当に感心することが多かったです。
練習をひっぱるだけでなく、1,2年生のことを気遣ってくれる場面も見られました。
女子の応援団が「ボンボンがなくなったりこわれたりした人はいませんか?」と教室を回っていましたが、1,2年生の皆さんはそれを当たり前に受け取ってはいけないと思います。ボンボンをつくるのは、とても大変な作業なのです。3年生のこういう姿を今度は自分たちが後輩に伝えていくという気持ちを忘れないでください。

応援のダンスは紅白ともに、練習を重ねるごとによくなっていきましたが、これも、さかのぼれば、3年生の応援団が夏休み、午後から暑い中ダンスを考えたところから始まっています。
しかし、応援団の役割はダンスを教えるだけではなく、一番大切なのは、みんなを体育祭に向けていかにやる気にさせるかということです。
紅組は、ダンスを踊る前に、「笑う練習」があったり、名前を呼んで返事をしたりとなかなかユニークな方法を取り入れていました。リラックスさせながら、完成度を高めていくというのは今までにない手法だなと感心しました。
白組は、団長の山本くんが体調を崩してしまいましたが、その代理を副団長の三宅さんや他の3年の応援団の人たちがこなし、予行を乗り切りました。山本くんは体調がまだ万全でないのに、それを感じさせないくらいの声を出していて、白組のみんなは体育祭への思い入れの強さをひしひしと感じたのではないかと思います。
3年生、本当に素晴らしい!


昨日は最後に紅組、白組に別れて、応援団から明日への意気込みが語られました。
きっと素晴らしい体育祭になるでしょう。

保護者や地域の皆様、卒業生のみなさん、楽しみに学校へお越しください。
11時15分から12時までPTA厚生部によるバザーが行われます。
PTA種目(綱引き)は、午後、応援合戦の後に行いますので、参加してくださる方はよろしくお願いします。
プログラムは生徒を通して配布していますのでそれをご持参いただきますよう、お願いいたします。

では、生徒のみなさんは明日、ケガのないように頑張ってくださいね。
フレー!フレー!玖波中生!