工夫を凝らして・・・

劇の取組の一コマをご紹介します。
役者達は,自分の教室以外の部屋にこもってもっぱら台詞覚えと,演技に夢中。まだまだ台詞はうろ覚えのところもあり,お互いに声をかけつつやっています。
背景は,絵に陰影を付けようと前日塗っていた色を塗り替えていました。これでグッと立体感が出てグレードアップ。
小道具づくりでは,頭にかぶる立体のカツラ(?)をどう作るか,試行錯誤。たかが、リンゴ。されどリンゴ。どうすれば立体感のあるリンゴになるのか,昨日の作品はやり直し。天使の頭の輪っかをどう浮かせるか。などなど…。

普段やらない事にみんな四苦八苦しながら,頭を悩ませ,試行錯誤で取り組んでいます。役者以外の人たちは,ステージで脚光を浴びることのない裏方さん達です。この人達のこんな苦労があってこそ,役者の演技が生きてくるのだし,劇が劇として成り立つのです。
この過程こそが,劇に取り組む一番の楽しみです。

それぞれのクラスは,どんなドラマを描きながら劇の練習を重ねているのでしょうか。
そんな一コマ一コマを折り重ねたクラス劇をどうぞお楽しみに。