体育祭前日→体育祭→公開研究会→文化祭へ、そして日々の授業へ

学校の方は二日後の中間試験を控え、SHR後も学習タイムで頑張っています。
さて、この玖波中ダイアリーでも何度も紹介されましたように、去る9月29日、公開研究会では2年A組の皆さんと充実した古典の学習をすることができました。
研究授業というのは生徒も先生も緊張するものです。ましてや今回は違う学校が授業の場だったのですから・・・。
授業の中の緊張の間に垣間見られた2Aのみなさんの真剣なまなざしやいきいきとした表情は、研究会だからつくれたものではありません。
授業後、全体会で兵庫教育大学教職大学院の加藤明先生の講演をお聞きしましたが、加藤先生のお話された中で特に私が印象に残っているのは、「よい授業の根底は学級づくり」ということです。
2年A組は最近授業を受ける姿勢が前向きになったなあと感じていました。班の中でも自然に教えあったり、声を掛け合ったりするようになりました。
加藤先生のお話を聞いて今日の授業があったのは担任の岩井先生がつくってこられた2年A組の学級の風土が土台になっていたのだと改めて思いました。

思い返してみると2Aに変化を感じたのは、体育祭の後ぐらいだったと思います。
・・・実は体育祭の前日、2年A組と3年A組にはとても感動的な出来事がありました。これを語っていると長くなるので多くは述べませんが、三年生の最後の体育祭を思い出深いものにしたいと思ってくれた2年生と、その思いに心を打たれ、驚くような行動をした3年生。
紅組が「最強」になった瞬間を私は目の当たりにしました。
結果紅組のW優勝という結果に終わりましたが、きっと2Aも3Aも優勝より大切なものを得たと思います。だから2Aは変わることができたのではないでしょうか。体育祭の後の2Aのみんなの表情が絶えることなく授業のときにも見られる、2A「最強」です!!

中間試験が終わったら文化祭への取組が始まりますが、文化祭が終わったとき、2Aはもっといいクラスになっていると思います。
もちろん、3Aも負けずに「3Aは一つ」を合い言葉に今日から劇の練習を始めたところです。
「授業づくりの基本は学級づくり」をモットーにして玖波中の生徒が行事にも授業にも真剣に取り組んでいけるよう、学校全体で頑張っていきたいとはりきっている今日このごろです。
(文責 山本)