玖波中学校 創立70周年

昔々,この辺りは玖波村と呼ばれていたそうです。お隣の村が小方村。海辺に開けた漁村でしたが,玖波村は漁業だけでなく,松が原大里ケ峠をとおり,津田,浅原などの山間地域と,物資のやりとりをして栄えていたそうです。最初に玖波中学校ができたのは,終戦後2年たってからのことです。しかし,そのころにも学校の統廃合があり,小方中学と玖波中が合体して芸南中学校になったそうです。日本も戦後の復興が進んだんでしょうね。地域の子供の数がふえ,玖波中としてもう一度独立しました。このとき,玖波中は,今の玖波小学校の土地にあったそうです。その時の卒業記念で植えた桜の木が,今は老木となりながらも春には美しい満開の桜を私たちにプレゼントしてくれています。そんな桜の木ですから,登ったり,けったりせず,大切に育ててやりたいものです。これまでいろいろな出来事があった玖波中学校ですが,今年度は創立70年目の卒業生を元気に送り出そうとしています。70歳の玖波中学校に栄光あれ!