努力賞に輝きました!

 昨日,うれしいニュースが飛び込みました。
 玖波中学校が「第26回毎日カップ『中学校体力つくり』コンテスト」で“努力賞”に選ばれたという知らせです。全国から4,328校の応募があり,その中から文部科学大臣賞等の賞が6校,優秀賞が7校,優良賞が28校,そして努力賞が82校です。広島県では東広島市の福富中学校や豊栄中学校が毎年上位に入賞しているようです。今年度もこの2校は優秀賞に選ばれていました。努力賞には,玖波中の他に広島県からは井口中学校や呉市豊中学校など6校が選ばれました。
 このコンテストは,文部科学省の実施要項にしたがって各校で実施する新体力テストの記録をもとに,「体力つくり」の実践を通して「たくましく生きる力」の育成に成果を挙げている全国の中学校を顕彰することで,生徒自らが進んで運動に親しみ,生涯にわたって体力・健康づくりに取り組むきっかけになるようにという目的で行われています。
 昨年,約20年ぶりに玖波中学校に着任した本田先生は,体力テストの結果を見て,玖波中の生徒の体力が全国平均を下回っていることを知り,保健体育の教師としてなんとかしたいと思い,取り組んできました。たとえば,体育の時間の始まりに準備運動に加えてサイキングアップ(心のウォーミングアップ)を取り入れたり,リーダーカードや優勝カードをつくって頑張った生徒を表彰したり,部活動がんばり週間を設けて,先生も生徒も部活動に集中できるよう工夫したりしました。その結果,今年の体力テストでは,3年生男子を筆頭に,飛躍的に結果が向上しました。
 そんな本田先生の頑張りを見て,校長先生がコンテストに応募してみては…と進めてくださいました。その結果,見事今回の入賞となりました。
 勉強も仕事も,まずは健康と体力が必要です。これからも確かな学力,豊かな心,そして健やかな体をバランスよく育てるよう,小学校,そして保護者・地域の皆様と協力して頑張っていきたいと思います。来年の目標は,優秀賞です。