思い出に残る体育祭

この夏の長雨が嘘のように、今日は雲一つない青空。
絶好の体育祭日和になりました。
わずか2週間という短い練習期間にもかかわらず、よくあそこまで仕上げたものです。
とても感動的な体育祭になりました。
毎年のこととはいえ、中学生のパワーと集中力に感心させられます。

今年の体育祭で、個人的には集団行動がとても印象に残りました。
普段当たり前にしている様々な集団行動が、あそこではまさに「演技」になっていたからです。
生徒たちはきっとあの経験を通して、普段体育の時間にしている動作の一つ一つについて、認識を新たにしたのではないでしょうか。
また、同じことを入場行進についても感じていました。
行進を「演技」ととらえることで、正しい行進とはどうあるべきか、自然に考えることができるからです。

玖波中の体育祭は、生徒が作る体育祭ですが、準備の段階からいたるところに「生徒が考える」場面があります。
きっとこの「考える場面」が生徒を成長させ、感動のある体育祭をつくりあげてきたのだと思います。
思い出に残る体育祭を、ありがとうございました。