中1総合的な学習の時間で『地域の方から玖波の魅力を聞く会』を実施

 今日は, 中1の授業で『ふるさと学習』として『地域の方から玖波の魅力を聞く会』を行いました。5時間目は玖波漁協の北林会長さん, 6時間目は中国塗料の河野さんに来校していただき, プロとしてのお話を伺いました。

 玖波港周辺で獲れる魚介類, 様々な法律のもとで漁業が行われていること, アワビやナマコは漁業権を持った人以外は獲ってはいけないことなど, 新たに学んだことがたくさんありました。また, 「朝4時半に起きて漁に出ることも, 40年間続けている毎日のことだから苦にはならない」という言葉にも重みを感じました。

 中国塗料の河野さんのお話では, 環境にやさしくて藻やフジツボが付かない特殊な塗料についてや, イタリアのベネツィア に設置された可動式防潮壁(モーゼプロジェクト)について, そしてその防潮壁に採用された水中でも塗ることのできる特殊な塗料の製造について等, スライドを使ってわかりやすく説明していただきました。世界に誇る技術力をもった企業さんが地元にあることを再確認でき, 学びの多い貴重な時間となりました。

 お二方から, 中学生のみんなへのメッセージとして, 「故郷を忘れないでほしい。大竹・玖波を将来にわたって大切に思ってほしい。」「壁にぶつかる経験も大切だから, 地域の活動など様々なことに参加したりチャレンジしたりしてほしい。」というアドバイスをいただきました。地域の人生の先輩からの言葉をぜひ, 心に刻んでおきたいですね。