大雪(たいせつ)・・・

 昼の時間が短くなりとても寒くなってきました。玖波中学校でも,防寒着や暖房器具が必要となってきました。

 

 今日12月7日(水)は大雪(たいせつ)という日です。大雪は,二十四節気(にじゅうしせっき)の一つで,雪が盛んに降りだす頃という意味で,山だけでなく,平地にも雪が降る時期です。二十四節気では,大雪の前は,小雪(しょうせつ:わずかに雪が降る頃という意味),大雪の次は,冬至(とうじ:最も昼の時間が短い日で今年は12月22日)となります。大雪(たいせつ)の今日は本当に寒いですね。

 

 二十四節気(にじゅうしせっき)とは,何か知っていますか。二十四節気は中国から伝わった暦のことで,太陽が移動する黄道を24等分しそれぞれに名前をつけたものです。日本では平安時代から用いられていて,現在でも度々,使われています。例えば,ニュースなどで「立春を迎え,暦の上では春となりました」などということがあります。つまり,春夏秋冬の四季を二十四節気に基づいて考えているのです。二十四節気を意識すると四季をより豊かに感じることができますよ。今日の大雪,次の冬至,更にその次の小寒・・・を自然や生き物,歴史,文化などと関連させて過ごすと日々の楽しみが増えます。大雪(たいせつ)の頃に旬を迎える食べ物は,白菜,長ネギ,ダイコンなどだそうです。